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ミュンスターの街を散策

ミュンスターのアンティークマーケットに来たついでに、街を少し散策しました。
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まずは、アンティークマーケット会場近くの港付近。港といっても、運河の港です。ドルトムントエムス運河はここに通じています。このあたりは、クリアティフカイ(Krativkai)と呼ばれている地区で、古い倉庫街はオフィスや劇場などとして利用されているそうです。この日もお天気がよかったので、レストランやカフェのテラスに座っている人が多かったですが、もっと暖かくなると、運河のほとりに座って日光浴してる人でいっぱいになります。
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運河でボートの練習をしてる人たちをみつけました。女性だけ。初心者の人たちのようで漕ぎ方を習っているようです。。。ボートを習い始めたころは、ドルトムントからミュンスターまで漕いでみたいという願望があったのですが、日帰りでは無理な距離と知り、断念。
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次に向かったのは、お城。残念ながら内部は公開していないようです。
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お城の裏側から撮った写真
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お城のすぐ近くに植物園がありました。日曜のお天気のよい日の散歩コースにぴったりです。
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私の好きなクロッカスも咲いていました。
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次に、お城から街の中心のほうに向かって歩いてみました。まずみつけたのは、私の好きなテレビドラマWilsbergの撮影で使われている古本屋さん。主人公のおじさんのお店として出てきます。。おじさんは私立探偵らしくて、いつも事件に首を突っ込んではお店そっちのけであっちこっちでかけてるんですけどね。。
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古本屋さんの前に建っている水上教会(Überwasserkirche)。昔、日本でドイツのガイドブックを見ていたときからずっと気になっていた教会です。水上というからには、湖か池のほとりに建っている素敵な教会だと勝手に思い込んで、いつかドイツに行ったら、この水上教会に来て見たいと思っていましたが、水、どこにもありません。近くを流れるAaという川の近くに建っているので、そのような名前がついたようです。
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水上教会からちょっと歩くと、聖パウロ大聖堂(Dom St. Paul)があります。このドームの前の広場で定期的に朝市が開催されています。
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ドーム広場から見える、尖塔のすかし細工がきれいな聖ランベルトゥス教会(St. Lamberti)。
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でも、昔、ここに、再洗礼派の主導者たちの死体が入れられた檻が3つ吊り下げられていたそうです。今は檻だけ吊り下げられています。私が写真を撮った方角からは見えませんが、プリンツィパルマルクトという通りから見ると見えるようです。この話は数年前に用事があってミュンスターに来たときに、一緒だった大学生の女の子から教えてもらいました。その後、恐ろしくてこの教会近づきたくなかったのですが、今回は中に入ってみました。
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中はいたって普通。そんな恐ろしい歴史のある教会には見えないです。
ここの教会のオルガンはモダンな感じ。。どんな音色なんだろう。
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そして、ミュンスターの目抜き通り、プリンツィパルマルクト。おしゃれな通りです。ミュンスターも第2次世界大戦で空爆の被害にあってたくさんの建物が崩壊したのですが、戦後、昔の街並みを再現したようです。私が住んでた街は昔の街並みどおりに再現しなかったので、素敵でないのかも。先日テレビで、私の住むノルトラインベストファーレン州の人気のある街ランキングというのがありましたが、ミュンスターは堂々の1位でした。私の住む街は下のほう、、、。
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ミュンスター大学の校舎のひとつ。ドイツの大学にはキャンパスというのがなく、街のあちこちに校舎が点在しているところが多く、ミュンスター大学も図書館や校舎が街中にちょこちょこあります。
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ミュンスターはお買い物するには小さい街だし、いろんな観光スポットがあるわけではなく、あるのは教会ばっかりなので、わざわざ遊びにくることはないですが、アンティークマーケットとか何かのついでに来て素敵なカフェでお茶をしたり、きれいな街並みを散策するにはいいかも知れないと思いました。

by rudern | 2013-04-10 18:46 | ドイツ | Comments(6)

Commented by b.lab_BTR at 2013-04-11 07:10
教会はやっぱりいいですね。
聖ランベルトゥス教会のパイプオルガン、こんな形は
初めて見ました!
ドイツにいるときに、たった1度ですが先輩の結婚式で
古い教会のパイプオルガンを弾いたことがあります。
何とも言えない響きに魅了されますよね。
Commented by garjun2 at 2013-04-11 15:30
Rudern さん、こんばんは。
ヨーロッパの街って建物の色も落ち着いて調和が取れていますね。この運河とか、お城、教会、など歩いて行ける範囲内にあるんですか?

Rudern さんボートを漕ぐんだー。わたしには別世界のことのように思えますが、漕ぎながら眺める川岸の景色は美しいでしょうね。競技中は見る暇がない?
古本屋さんもかわいらしい。このドラマ見てみたくなりました。
水上教会も大聖堂も堂々としていますね。
もうひとつの教会は繊細できれいなのに恐ろしい歴史があるんですね。ほんとにイエス・キリストを信じているの?と言いたくなるような残酷さ。歴史を見ても宗教での戦争もあるし。考えちゃうな。オルガンのパイプは宙に浮いているようですね。
目抜き通りのアーケード?もすてき。雪が降っても歩きやすいし。大学の建物もいいなあ。なんとなく懐かしさも。もしかしてこのスタイル、日本の学校校舎のモデルになってたりして。
わたしも一緒にミュンスターの街を歩いた気分になりましたー。 ^_^ そうそう、チーズは「ムンスター」と発音することにします。英語らしくも聞こえるように「ム」は、マとムの間ぐらいで(笑)。
じん
Commented by はいでぃ at 2013-04-12 20:49 x
ミュンスターの街を紹介してくださってありがとうございます。
どこかで見た「ドイツ人が選ぶドイツの観光スポット」にこのプリンツィパルマルクトが入っていたので気になっていました。
やはりそちらの方は洗練された都会のイメージで、こちらとは随分感じが違いますね。
ところでrudernさんのブログをリンクさせて頂いても良いですか?
Commented by rudern at 2013-04-16 19:35
ニコちゃん
パイプオルガンが弾けるんですね。しかも、ドイツの教会で弾いたことがあるなんてうらやましいです。私はピアノが上達しなかったので、パイプオルガンも弾けないだろうとあきらめていますが、本当になんとも言えない響きがすてきで、コンサートに行くたびに私も弾いてみたいと思ってしまうのです。
Commented by rudern at 2013-04-16 19:43
じんさん
運河も教会もお城も全部歩いていけます。でも、運河からお城まではたぶん30分以上歩くのかも。。。運河はちょっと外れたところにありますが、お城も教会も旧市街地に固まっているので、便利です。
この町は教会が多いことでも有名でしかもこのあたりではめずらしくカトリックの教会が多いのです。だからこれ以外にもあちこちに教会がありました。
ミュンスターって発音難しいです。英語ではそのチーズの発音は簡単なんでしょうか?それにしてもそのチーズのお味が気になります。
Commented by rudern at 2013-04-16 19:50
はいでぃさん
ミュンスターはこのあたりではめずらしくちょっと洗練された感じのする街だと思います。私の住んでる街とも住んでた町とも全然雰囲気違います。街中にもいかにもおのぼりさんって感じの観光客とかはあまりみかけなくて、地元の人もなんとなくお上品な感じがします。
ブログのリンクの件、私もお願いしようと思っていたところなので、喜んでお願いします。それから私もはいでぃさんのブログをリンクさせてください。これからもよろしくお願いします。