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Rudelgucken

先週の土曜日は、サッカーのDFB杯決勝でしたね。

夫がサッカー好きでないし、最近はサッカーの興味も薄れてそんな
大試合があるとは知らなかった先週の初め、テニスクラブから、
土曜日の夕方、ダブルスの試合をして、その後Rudelguckenをするという
催し物の連絡がきました。

Rudelguckenと言うドイツ語を初めて見たので、意味がわからず、guckenは
見るという単語だということは知っていたので、何を見るんだろうかと気になりました。

辞書には載っていなかったので、夫に尋ねると、みんなでテレビとかでスポーツの
試合を見ることを言うみたいだと教えてくれました。

面白そうだから行ってきたらと夫は言うのですが、何のスポーツかもわからず、行ける
わけがない、もし重量挙げとかシンクロナイズドスイミングだったら、面白くないし、と
いうと、テニスクラブだからテニスじゃない、というのですが、フレンチオープンにしては
早すぎるし、ドイツでみんなでスポーツ観戦といったら、サッカーしかないとは思ったのです。

たまたま義弟も家に来ていて、二人揃って、サッカーのヨーロッパ選手権に違いないと
言うのですが、それは6月開催だというと、黙り込んでしまいました。

ドイツ人男性二人揃っていても、ヨーロッパ選手権の日程も知らず、DFB杯の決勝が
あることもしらないという珍しい兄弟です。

なので、一人でネットで土曜日にあるのは何の試合か調べ、Rudelguckenについても
調べてみました。

Rudelguckenはパブリックビューイングの類義語で、2011年にドイツの辞書、DUDENに
掲載されたという比較的新しい言葉のようです。Rudelは群れ、一団という意味。
みんなで群れになって試合をみるという感じ、、、。

義弟はこの言葉すら聞いたことがないと言っていたのですが、新しい単語だし、ドレスデンに
住む義弟は周りの人もRudelguckenをする人がいないのだと思います。

というのも旧東ドイツには、強いサッカーチームはなく、ブンデスリーガの1部に旧東ドイツのチームは
入っていないので、サッカーもそんなに盛んじゃないのかも。ドレスデンのチームも3部リーグか2部リーグだし、、。

それに類は友を呼ぶで、サッカーに興味のない義弟の友達たちもみんなサッカーに興味がないのかもしれません。

ドイツ人と接していると、少しずつでも新しい単語を学べるのはいいことです。
私が以前ドイツ語を勉強していたときは、ドイツ人との接触も少なく、ほとんど読み物を読むばかりだったので、こういう日常で使われる単語などは全く触れる機会がなかったので、テニスをしてドイツ人と接するのもある意味ドイツ語の勉強になるなと思いました。





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by rudern | 2016-05-25 05:16 | ドイツ生活 | Comments(0)