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誕生日の遠足、ピルニッツ。

先日ドレスデンに行った目的は、同居人の母親の誕生日パーティーに出席するためです。

家の近くのレストランで食事と聞いていたのですが、直前に歩きやすい靴で来るようにと言われ、どんな誕生日パーティなんだと思っていたら、パーティーというより、遠足でした。

家の庭で乾杯してちょっとおしゃべりしたら、レストランに向かい、あわただしく食事。その後、レストランの前に停まっていた観光バスでドレスデン郊外のピルニッツに移動。

ピルニッツでは教会を見学。 Weinbergkirche という教会。
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教会の裏には、ワイン畑。このあたりはたぶんワインの産地だったと思います。このとき、去年お世話になったドイツ人のご夫婦にここのワインをプレゼントにしたらよいと思いついたのですが、遠足の途中で勝手なこともできず、翌日は日曜で、私も帰る日というので、せっかく思いついたのですが、ワイン買えませんでした。

Weinbergkirche(ワインベルク教会)から次の目的地のカフェまでの道にはワイン畑が見えて、
ワイン用のぶどうも近くになっていました。
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途中にカフェでお茶休憩。ここもあわただしく、ケーキを食べて、お茶を飲んで終わり。昼食もここでのお茶もあわただしく食べて次の目的地へ行かないといけなくて、写真を撮る余裕ありませんでした。

また、別の教会を見学。カトリックのチャペルで、Maria am Wege という名前。
チャペルなので、とても小さかったですが、中はとてもきれいでした。

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先ほどの教会もこちらの教会も、同居人のお母さんによる解説あり。
この家族はカトリック教徒で、旧東ドイツ時代も、教会に通っていたくらいのクリスチャンのようです。
だから、誕生日の遠足は教会巡りなのかな?

その後、エルベ川沿いで、30分ほど自由行動のあと、ピルニッツ城のお庭をガイドさんが案内してくれました。
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有名な椿。昔日本からヨーロッパにやってきた椿の苗、数本のうちの1つ。冬には、移動式の温室のようなもので囲まれるそうです。
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ピルニッツ城。アジア風な外観。言われてみて、初めて気づきました。
ガイドさんの説明がなければ、見逃していたところです。
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洪水の影響で立ち入り禁止の場所もありましたが、一通り庭やピルニッツ城について説明してもらいました。みんなお城を見学したことがあるからなのか、なぜなのか、お城の中は見学しませんでした。

それから、川沿いの建物の壁にこれまでの洪水のときの水位を記した場所もありました。ドレスデン洪水多いですね。
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帰りのバスには、庭の説明をしてくれたガイドさんも乗り込み、通り道にあったピルニッツやドレスデンの名所の説明もしてくれました。

そのあとは、家の庭でバーベキューだったのですが、誕生日パーティというより遠足だと思いました。しかも、予定いっぱいつまってあわただしく移動が続くバスツアーみたいな、、、。

レストランでお食事会だと思っていたので、少なくてもレストランに数時間は座ってゆっくりできると思っていたのに、あちこち動き回って疲れました。まあずっとしゃべる相手もなく、一人座っていることを思うと、観光もできてよかったのかもしれません。

同居人の親戚の誕生日パーティーはこんな遠足みたいなものが多いようです。どこかで食事してもその近くの観光地を見学とか、、。この前、呼ばれたのは誕生日のハイキングでした。フランス旅行と重なってて行かずにすみましたが、ただ、自然の中を何時間も歩くのは好きでないので、誕生日ハイキングは毎年欠席したいです。

それにしてもなんで、誕生日にパーティーでなくハイキングなんだろう。ドイツ人の誕生日パーティってどこかで何時間も飲んで、食べて、踊るというものだと思っていたのですが、同居人の家族の誕生日はたいてい遠足やハイキングのようです。でも、しばらくは、大きな誕生日パーティを予定してる人はいないようでほっとしています。

4,5日間も誕生日遠足に出席のため、同居人の実家に滞在したので、たいして気を使っていないくせに、すごい疲れて、帰りは一人旅をさせていただきました。というか、勝手に計画、実行。


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by rudern | 2013-08-06 17:29 | ドイツ | Comments(0)