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京都、伏見

一時帰国中、夫を観光に連れて行くのは結構疲れます。人ごみやデパートなどが苦手なようで、大阪や買い物スポットに連れ出すと、午後だんだん疲れてきて機嫌が悪くなります。なので、「コーヒーでも飲んで休憩する?」といちいち聞かなくてはなりません。午後コーヒーを飲むとまた目が覚めるのか気分がよくなるようなので、出かけるたびに、午後3時ごろ同じ質問をしなくてはならないのです。一度、夕方近く機嫌が悪くなってきたときに、コーヒーでも飲むかと聞くと、「ケーキも食べれるお店にしてください」と言われました。子供をつれて出かけるくらい本当に疲れます。

そんなわけであまり夫と遠出もしたくなく、できるだけ近場の観光名所をひたすら探してでかけてみました。そして実家から近い京都の観光名所でもと探して見つけたのが、京都伏見。酒蔵めぐりに、伏見稲荷と1日良い感じに時間が過ごせるのではと思ったのです。

午前中、酒蔵めぐりをして、お昼を食べたあとは、伏見稲荷に行くことにしました。

お酒が飲めないので、あまりよく知りませんでしたが、伏見は日本三大酒どころの一つなのですね。日本酒といえば、灘しか知りませんでしたが伏見にも地図をみるといろんな有名な酒蔵がありました。

まず、無料で見学できる、黄桜記念館をのぞいてみました。黄桜のコマーシャルが懐かしくなりましたが、子供の頃は、ちょっと酔っ払った裸の河童のアニメーションのコマーシャルがとても下品で嫌いだったことも思い出しました。

その後、利き酒ができる月桂冠大倉記念館を見学。入場料がいりますが、利き酒ができて、お土産の小さいお酒をもらえます。
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ここは、お酒が出来るまでの過程がわかるように展示がしてあり、面白かったです。そして、お酒も飲めないのに、一番楽しみにしていた利き酒。「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」の3種類ほどちょこっとずつ味見させてもらいました。月桂冠レトロボトル 吟醸酒は甘口でとてもおいしかったです。玉の泉 大吟醸は辛口だそうで、私は、甘口の吟醸酒のほうが飲みやすかったです。利き酒コーナーの担当の人は英語も話せるようで、海外からの観光客の人にもよいです。

利き酒の量はほんとうに少なめで全部でお猪口1杯も飲んでないと思うのですが、その後すぐに気分が悪くなりました。もう少しお酒強くなりたいです。せめてお付き合い程度に飲めるくらいに。お昼ごはんの前に飲んだので余計に酔ってしまったのかな。

なぜか、酒蔵めぐりをしたときに写真を全然撮らなかったようで、1枚も写真がみつかりません。酒蔵とかの建物が趣きがあって町並みもよかったので、ちょっと残念。

それから、このあたりは坂本竜馬ゆかりの地でもあるので、もう少し、下調べしてから出かけて寺田屋や竜馬ゆかりの地をもう少しいろいろ歩いてみてまわったらよかったなあと反省。

お昼ごはんのあとは伏見稲荷です。子供の頃、大阪でも京都よりのところに住んでいて、伏見桃山城、伏見桃山城キャッスルランドという遊園地など子供のころはよく来ていたので、結構地元のような気分でいましたが、酒蔵めぐりの場所と伏見稲荷は最寄の駅が違うとは知りませんでした。知らずにてくてく歩いて伏見稲荷を探していたら、JRの駅にたどり着き、駅員さんに聞くと2駅先と教えてもらい、電車に乗って伏見稲荷まで。
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駅を降りると、いきなり外国人ばかりになります。びっくりします。トリップアドバイザーで外国人に人気の日本の観光スポットで1位になりました、と書かれたのぼりがいっぱいたっていました。いつの間に、こんなに人気がでたんでしょうか??その日家に帰っても、母から、「伏見稲荷は外国人でいっぱいやったやろ。」と聞かれました。母は友達から伏見稲荷は外国人観光客でいっぱいだと聞いたそうです。
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とりあえず、千本鳥居をくぐってみました。千本だから、あっという間にくぐり終わるとたかをくくっていましたが、鳥居は千本どころじゃなかったです。くぐっても、くぐってもまだまだ鳥居が続きます。そして、どんどん山の上に登っていきます。延々と続く鳥居くぐり。しかも坂道。結構上のほうまで行きましたが、まだまだ先はあるようだったので、適当なところでやめました。やっぱり歩くのは好きではありません。夫はまだまだ歩きたかったようだったので、もう少し先まで一人で歩いてもらいました。その間、私は休憩。

夫が戻ってきたので、帰ることにしました。帰りはくだりなので楽です。次回は気が向いたら最後まで歩きたいです。

京都伏見。京都市内に比べると、人も少なく、ぶらっと散策するにはとてもよいです。


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by rudern | 2014-12-15 22:24 | 日本 | Comments(0)