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土地勘のない場所でのドイツ鉄道のトラブル

ミュンヘンでお友達と会って楽しいひと時を過ごして、ドイツ鉄道で宿泊先まで戻った時のことです。

普段から電車が遅れたり、電車が止まって1時間くらい電車の中に閉じ込められるということまで想定しています。

この日も電車の中で閉じ込めらえた場合、おなかがすいたり、喉が渇いた時のためにと、駅のホームでパンとジュースを購入してから電車に乗りました。この日乗った電車には食堂車もなく、車内販売もこないので、あらかじめ買っておいたのです。

そんな準備をしたのが悪かったのか、電車に乗って10分もたたないうちに電車は止まってしまいました。それから20分以上たってようやく電車は動き出しましたが、私は途中で一回乗り継ぎがあり、乗り継ぎ時間は15分。20分以上も遅れたので、もう乗り継ぎは無理です。

電車が動き出して10分もたたないうちに止まるなら、最初からその電車には乗らず、一つ後の電車に乗ってその分長くミュンヘン観光ができたのにと、腹がたってきました。

乗り継ぎの駅でおりたら、やっぱり私が乗るはずだった電車はとっくに出発しており、次の電車を待つしかないのですが、次の電車が来るのは2時間後。

ただの乗り継ぎ駅のようで、ホームは4つくらいあって大きいのですが、駅舎もなく、駅員さんもいない。

しかも駅の周りに何もないというところ。駅前商店街とかカフェとかもなく、2時間もどうして時間を過ごしたらいいんだろうかと悲しくなりました。

しかも駅には売店も自動販売機もなかったので、ミュンヘンの駅でパンとジュースを買ったのは正解でした。
とても暑い日だったので、空腹は我慢できても水分は必要だったので、本当に買っておいてよかったです。

自分が住んでいる地方や州なら、もう少し地理がわかって土地勘もあるので、こっちのルートでなく別のルートで帰ったら2時間も電車を待たなくて済むとかなんか考えられるのですが、バイエルン州なんて今回初めて訪れた州でまったく地理がわからず、自分がいるところが一体どこなのかもわからないし、どの電車に乗るとどこに行くのかもさっぱりわからず、自分の宿泊先がどのあたりかもよくわかっておらず、本当に困りました。

一番早く来る電車がフュッセン行きだったのですが、これに乗ったら宿泊先の方向に行くのかどうかすらわからず。

偶然、前日に行ったレストランの近くにあった銀行の不動産情報にのっていた家が素敵だったので、見入っていたら、宿泊先の村の近隣の町で、行きの電車でその町を通り過ぎました。宿泊先に一番近い駅から2駅となりだったのです。たまたまその街行きの電車が1時間後に来ることがわかり、夫に頼んでその駅に迎えにきてもらうことにしました。宿泊先から30分くらいだったので、よかったです。

それがなかったら、何もない駅で2時間も電車を待たなくてはならないところでした。

何もない駅での1時間はパンを食べたり、友達からもらった本を読んで時間をつぶすことができたのでよかったです。

他にも電車に乗り遅れた人が駅のホームにいっぱいいて、ホームに座り込んで、持っていたパンにバターを塗ってトマトを切ってサンドイッチを作って食べてるお兄さんもいたりして。

まあドイツ鉄道に乗るときは、これからも、飲み物食べ物をしっかり持って行かなくてはならないと改めて思いました。


本当に今回は土地勘のまったくないバイエルン州でのドイツ鉄道の遅延、災難でした。

そういうわけで、いまだにオランダまで一人で電車に乗って行くという勇気がわかないのです。オランダで乗り遅れた場合、オランダ語も片言だし、土地勘もないし、本当に不安になると思います。



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by rudern | 2015-10-23 17:34 | ドイツ生活 | Comments(0)