サトウキビの思い出
2025年 06月 09日
先月、スーパーでサトウキビのようなものが売られているのを見ました。一体だれが買うのかな。そしてどんな風に使うのか、ちょっと気になりました。
私は小学生の頃、同級生が奄美大島に住む祖父母のところに行ったお土産として、袋いっぱいのサトウキビを学校に持ってきてくれたことがあります。先生が10センチくらいの長さに切り分けてくれて、教室でみんなでがりがりさとうきびをかじったことを今でも覚えています。
ほんのり甘かったですが、筋がいっぱいあってかたい食べ物という印象のほうが強かったです。
それでも、サトウキビなんてなかなか手に入らないので貴重な体験ができました。きっと同級生は大阪の同級生たちにも珍しいから食べてもらいたいと思ってわざわざ重たいのに持ってきてくれたのだと思います。
たぶん、私のこれまでの人生の中で一番心に残っているおみやげがこの時のサトウキビだと思います。もう50年くらい前のことです。私にとっては平和で楽しかった時代の思い出です。
by rudern | 2025-06-09 20:37 | その他


