私はもともと日本にいるときから親戚づきあいは苦手です。気がつかないタイプなので、頑張って気を使おうと思うとどっと疲れたり、気を使ったつもりが逆効果だったり。
土曜日は、珍しく義父との食事だったので、決まったときからとても憂鬱でした。
といいつつ、珍しくレストランで食事なので、お店のメニューをネットで見て当日何を食べるかあらかじめ決めたりしていたのですが、、、、。
義両親はずっと前に離婚していて、私は義父と会うのがこれが2度目です。そして、義父と食事というと、義父の奥さんも一緒ということで、すごく気を使いました。義父の奥さんは1回しか会ったことはありませんが、義母より気を使います。
義母は大きなわがままお嬢様と言うタイプですが、義父の奥さんは落ち着いたボスと言う感じ。なんかしっかりしているようなので、気が効かないとかそういうだめなところを指摘されそうで、怖いと思ったのです。
レストランで食事をしたのですが、奥さんはやっぱりボスなのか、義父が飲むワインも選んであげてました。
日本ではなかなか義父の今の奥さんとまで親戚づきあいすることはなさそうというか、配偶者の親の再婚相手という存在は私の世代ではあまりないかもしれないのですが、こちらでは時々そういう話を聞きます。
食事中に、義父が、義弟が甥っ子をつれて遊びにくるけど、甥っ子は退屈そうだと言う話になり、義父も子供のころ、おじいさんのところに行くときは、ちゃんときれいな格好をして、お行儀よくしていないといけなかったので、嫌だったと話してくれましたが、今の私の気分はまさにその気分ですと言いたかったです。
義父とその奥様と会うのに、普段はかないスカートをはいて、お出かけ着を着て行ったくらいです。
でも、この日は義父も奥さんも気さくで良い感じでした。
私がいつものように、注文した食べ物の写真を撮ると、奥さんも私も写真を撮って息子たちに送らないと言って、義父と夫と私の写真を撮っていました。泊りがけででかけたら、毎日息子3人にwhatsapp でメッセージを送るとのこと。それで、今日も無事ですということを連絡してるそうです。
義父と奥様には2人の息子がいるのですが、奥さんがメッセージを送る息子が3人になってて、もう一人は誰かと思ったら、義父と義母の息子の義弟でした。
義弟はすっかり奥様にも気に入られて、息子同然の扱いのようです。ちなみに夫は他人扱いです。
まあ家が遠いということもあり親戚づきあいがしにくいと言うのもありますが、義弟は人柄が良いというか父親のことも今の奥さんのことも悪く思っていないからだと思います。夫は子供の頃からの恨みがつのってしまって、、、。
でも、義父と今の奥さんを見ているとお似合いだと思いました。義父は義母とは合わないと思う。
いろいろ旅の話を聞かせてもらったりして、なごやかに時間も過ぎて、夫は風邪をひいていたということもあり、お食事会も早めに切り上げました。
義父たちはキャンピングカーでやって来たのですが、うっかり、私がレストランを出た後で、ちょっとキャンピングカーの中を見せてもらえますか?と尋ねたのが悪かった。
ただちらっと見たいだけだったのに、運転席を真後ろに回転させて、そこに座らされて、夫は助手席。運転席の後ろのテーブルの後ろの席に義父。そして、予備の折りたたみいすに奥さんが座ってそこから、またおしゃべりが始まってしまったのです。
ただ、興味本位で中が見たかっただけなのに、キャンピングカーを買うときのアドバイスまでしてくれて、、、、。
義父は飛行機が嫌いなので、数年前にキャンピングカーを買って、春にはモロッコまで旅行をしたそうですが、老夫婦の運転でモロッコまで行くのと、飛行機に乗るのでは、飛行機で事故にあう確率のほうがよっぽど低いと思うのですが、、、。
そんな旅の話などをいろいろして、義父も奥さんも意外と気さくで楽しい人だとわかってよかったです。
義父たちはきゃんピンがーで一泊して、翌日はマインツに住むヨット仲間のところに行ってマインツで1泊してkら月曜日にドレスデンに戻るということだし、奥様もお疲れのようだったので、義父がお茶でも入れようかと言ってくれましたが、帰ってきました。
でも、キャンピングカーの中でおしゃべりしてるときに、夫の風邪がうつったようで、私は翌日からずっと咳と鼻水が出て寝ています。
義父と奥さんも風邪をうつされていたら、きっとお怒りになっていることでしょう。せっかく、めずらしく12月の忙しい時期に夫に会いにわざわざ来たというのに、、、。お礼を兼ねて、クリスマスカードを書かねばと、やたらと、夫以上に奥様に気を使ってしまいます。でも、嫁姑の関係でないし、義母よりいろいろな話ができそうな奥様だったので、怖いけど、また会いたいとひそかに思っています。
私が注文した豚肉料理。緊張する相手の前で食べるので食べやすいものをと選びました。義父のおごりだとわかっていたので、パスタなどお手ごろな値段のものにしようと思ったのですが、食べにくいパスタを注文して食べにくくて粗相をしてもよくないと思ったのです。奥様はパスタを頼んでましたが、なかなか減らないと思ったら、途中で「ナイフとフォークでパスタは食べにくいわ」とぼやいていました。よかった、パスタを選ばなくて。。。
にほんブログ村にほんブログ村